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歯を失って悩んでいませんか?
虫歯や歯周病、突然の事故など、人は様々な原因で歯を失います。歯を失うことで、食べ物がよく噛めない、正しく発音できないなどの体の問題ばかりではなく、食事を楽しめない、人前で自然な笑顔が作れない、年老いて見えるなどの心の問題と深く関わってきます。
インプラントならそんなお悩みを解決できます。
デンタルインプラントとは何ですか?
チタンによって作られたネジのような形をしたものです。デンタルインプラントはあごの骨の中に入れて、新しい歯のためのしっかりした根として働きます。クラウンやブリッジあるいは義歯などの補綴物を取り付けることができます。
インプラント治療によって、天然歯とほとんど変わらない感覚で、しっかり噛んで味わえる、自然な笑顔で話すことができます。
歯が1本欠けている場合...
インプラントの上のクラウンにより、咀嚼機能と自然な外観が回復します。
歯が数本欠けている場合...
数本のインプラントが支えるブリッジにより、機能と審美性が回復します。
歯が全て欠けている場合...
5本あるいはそれ以上のインプラントによりフルブリッジを固定します。
インプラント用の義歯を2本あるいはそれ以上のインプラントとアタッチメントにより接続します。インプラントにより義歯が安定し、噛み心地が良くなります。
当院のインプラント治療の特徴
CT完備。適切な診断をもとにした治療
当院では院内に歯科用CT(トロフィーパンプラス)を完備しております。歯科医師の経験や勘だけに頼らず、「歯科用CT」を用いることで、客観的な判断基準を基に安全なインプラント治療を行っております。
CTの優れた点は、コンピュータ上で骨を「3D」で再現できる点です。これにより、レントゲンでは分からなかった、骨の奥行き、骨の幅、厚みを正確に知ることできます。こうした診査・診断を行うことで、インプラントの失敗などを大幅に減らすことも可能です。
十分なご理解とご納得いただける説明をします
外科手術を伴うインプラント治療ですので、患者さまには十分にご理解いただき、ご納得いただいてから治療をスタートさせていただきます。
そのためには、正確な診査・診断が必要です。患者さまの状態に合わせ、口腔内写真撮影、歯周組織精密検査、レントゲン検査、研究用模型作製(現在のお口の型を採り、模型にする)、診断用Wax up(治療のゴールを想定した模型の作製)、インプラント診断用CT検査等を行わせていただきます。
それらの結果を用いて、治療方法、治療期間、費用等を丁寧にわかりやすく、できるだけ詳細にご説明いたします。
患者さまと協力しながら、歯を残す努力を
悪くなった歯をすぐに抜いて、インプラント治療を行うのではなく、可能な限り大切な歯を残す努力をいたします。しかしながら、治療を尽くしても長持ちしない歯を無理に残した場合、口腔全体の健康維持に悪影響を及ぼすため、抜歯する方が良いケースもあります。
また、歯を失う原因には歯周病が一番多く、歯周病は一ヶ所だけではなく口全体に進行していることが多くあります。そのため、歯が失われた所に行うインプラント治療と歯周病は密接に関係しています。
インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病と同じ状態になります(インプラント周囲炎)。歯周病が進行している状態で、歯周病の治療をせずにインプラント治療を行った場合、ご自身の歯はもちろん、インプラントも長持ちしないといえます。
治療ステップを一つ一つ丁寧に行い、先端技術を駆使した治療を
インプラント治療では、"しっかり噛める"という機能面だけではなく、"見た目もキレイ"な審美性を追求した治療結果を目指します。そのために、実績と経験を活かしながら、先端技術を駆使した治療を行わせていただきます。また、難症例にも対応可能な点が当院のインプラント治療の特徴です。
拡大鏡
拡大鏡を使用し、インプラント治療時の縫合などをシッカリ行えることで、
治療精度が高まります。
オペ着の着用
滅菌されたオペ着に着替えることで、治療時の感染を防ぎます。
その他滅菌のための装置
例えば、蛇口に手を触れること無く手洗いができる特殊な手洗台などをご用意。
徹底した感染予防を行なっております。
インプラントを長持ちさせる環境づくり
歯周病は一度罹患すると再発しやすい側面があります。歯周炎・インプラント周囲炎が起こりにくい、患者さまが清掃しやすい環境づくりを行い、治療結果を長持ちさせます。
同時に、定期的なメインテナンスを通じて、口腔全体の健康を維持することも大切です。当院では、良好な状態で歯を長く維持できるように予防にも注力しております。患者さまの健康が維持できるよう、一生涯のお付き合いさせていただき、全力でサポートさせていただけることを願っております。
インプラント診断用CTを用いた精密診断【i-CATシステム】
●正確な診断により、安心できるインプラント治療を
インプラント治療では、レントゲンだけでも十分診断できる場合がありますが、レントゲンではあごの骨の断面形態はわかりません。
当院では、あごの骨の量に不安がある場合など、必要に応じてCT撮影をさせていただきます。i-CATシステムにより、顎骨の状態を精密に診断し、手術のシミュレーションを行うことによって、安全で確実、そして長持ちするインプラント治療を行います。
i-CATシステムによる診断の流れ
最終的な歯の形をイメージして作ったステント
これはステントという、インプラントを理想的な位置に埋入するための道具です。最終的な歯の形をイメージして作ります。真ん中に穴が空いており、そこをガイドとしてインプラントの埋入位置・方向を決定します。外側に鉛箔を付けており、歯の外形がCTに映るようになっています。
ステントを口腔内に装着し、CTを撮影します。
そのデータを用いてi-CATシステムで診断いたします。
他院で「インプラントは難しい」と言われた方も、ご相談を。
安心できるインプラント治療を行うためには、インプラントを支えることのできる充分なあごの骨の高さ・厚さが必要です。「あごの骨が薄いので、インプラント治療をすることができません。」と、他の歯科医院で言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
歯周病や虫歯の悪化により、一度歯を抜いてしまいますと、あごの骨への刺激が少なくなることや、入れ歯などによる圧迫により、あごの骨が薄くなってしまう傾向があります。そのような経緯であごの骨が薄くなった患者さまでも、あごの骨を補うことによって、インプラントを受けることができます。
サイナスリフト
サイナスリフト(Sinus-lift procedure)とは、サイナス(上顎洞)と呼ばれるスペースに人工骨などを移植することで骨を増やす治療法です。
GBR
骨が不足している箇所に特殊な膜を覆うことで骨を作るスペースを確保します。その中に骨の素になる素材を詰め、骨の再生を促します。
インプラントと他の治療法との比較
隣接する歯を1、2本失った場合
ブリッジ(両隣の歯を削って人工の歯を被せます。)
<利点>
●違和感がほとんどない。
●噛み心地や見た目はほぼ問題ない。
●取り外し不要。
●保険適用可能。
<欠点>
▲健康な歯であっても削らなければならない。
▲噛む際に削られた歯に負担がかかり、傷みやすい。
▲歯根のない歯茎は、噛むことによる刺激がないため、次第に痩せてしまう。
インプラント(インプラントを埋め込み、その上に人工の歯を固定します。)
<利点>
●自分の歯と同等にしっかり噛める。
●天然の歯と同様の外観を保ち、見た目もキレイで
違和感がない。
●ブリッジと比較すると両隣の歯を削る必要がないため、
歯に負担がかからない。(自分の歯を長持ちさせる)
●取り外し不要。(術者は取り外しできる)
<欠点>
▲手術が必要。
▲治療期間が長くなることがある。
▲保険適用不可。
奥歯を含めて複数の歯を失った場合
部分入れ歯(金属のバネにより入れ歯を歯に固定します。)
<利点>
●治療期間がそれ程かからない。
●治療が比較的単純。
●保険適用可能。
<欠点>
▲歯の欠損数や欠損の種類によってはしっかり噛めない。
▲金属のバネをかける歯に負担がかかる。
▲違和感がある。
▲取り外しが必要。
▲金属のバネが見えて、見た目が良くない。
▲金属のバネや入れ歯の隙間に食べ物が詰まりやすく、
丁寧に掃除をしないと口臭、虫歯、歯周病の原因となる。
インプラント(人工の歯を両隣のインプラントで支えることもできます。)
<利点>
●自分の歯と同等にしっかり噛める。
●天然の歯と同様の外観を保ち、見た目もキレイで
違和感がない。
●部分入れ歯と比較すると金属のバネがないので、
歯に負担がかからない。(自分の歯を長持ちさせる)
●取り外し不要。(術者は取り外しできる)
<欠点>
▲手術が必要。
▲治療期間が長くなることがある。
▲保険適用不可。
すべての歯を失った場合
総入れ歯(入れ歯を歯ぐき全体に被せます。)
<利点>
●治療期間がそれ程かからない。
●保険適用可能。
<欠点>
▲入れ歯がぐらついたり、ズレたりすることにより
痛みが出る。
▲硬い物が噛めない。
▲違和感がある。
▲取り外しが必要。
▲味がわかりづらいことがある。
▲入れ歯と歯茎の間に食べ物が挟まり、痛む。
▲あごが痩せてしまったため、年老いて見える。
インプラント(複数のインプラントを埋め込み、その上に人工の歯を固定します。)
<利点>
●インプラントはあごの骨に固定されているため、
ぐらつかない。
●天然の歯と変わらない感覚でしっかり物を噛めて
味わうことができる。
●食べ物が挟まることはほとんどない。
●天然の歯と同様の外観を保ち、見た目がキレイ。
●違和感がほとんどない。
●取り外し不要。(術者は取り外しできる)
<欠点>
▲手術が必要。
▲治療期間が長くなることがある。
▲保険適用不可。